公開日 2024年08月05日
- PROFILE
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浦添市立神森中学校
米須 成美さん
保健室を子どもたちが前向きなれる場所に
全国的に公立学校の養護教諭の募集人数が少ないなか、私は幸いにも沖縄県の採用試験に現役で合格することができました。現在は中学校の保健室で、ケガの手当てや体調不良者の対応、健康相談、保健指導、保健行事の企画・運営など、養護教諭としてさまざまな業務に取り組んでいます。保健室に来る学生への対応や声かけに悩むことも多くありますが、子どもたちが元気に学校生活を送れるよう、優しく受け入れ、前に向かって進めるような声かけを心掛けています。子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、関係機関や教職員と連携し、学校保健のコーディネーターとしての役割をしっかり果たしていきたいです。
小学生の頃から憧れていた養護教諭。その夢を叶えるために徳島文理大学人間生活学科を選んだのは、養護教諭だけでなく家庭科の免許も取得できるからです。衣食住の知識を身に付けた養護教諭を目指せることに魅力を感じました。また、私は沖縄県出身なので、沖縄県の養護教諭には文理大出身の先輩方が多いことも決め手の一つになりました。
免許取得を後押しする充実した環境
家庭科と養護教諭の2つの免許を取得するのは、その分履修する科目や実習が多くなり大変でした。ですが、生活にまつわる多角的な視点を保健指導や健康相談に活かすことができているので、がんばって良かったです。免許取得に向けて勉強するなかでありがたかったのが、そのための環境が整っていること。図書館には全国の教員採用試験の過去問や参考書がそろっていますし、全学共通教育センターでは多くの教員養成対策講座があり、そしていつでも相談に乗ってくれる先生方がいます。ほかにも、同じ県の教員採用試験を受ける他学科の学生とチームを組み、一般教養や教職教養を一緒に対策できたこと、採用試験を乗り越えた先輩方のアドバイスを聞ける講演会があったこと、日替わりのおいしい100円朝食を食べて朝早くから集中して勉強できたこと、これらのありがたい環境のおかげで、夢を叶えることができました。
文理大学には、同じ夢や目標に向かって切磋琢磨できる仲間、優しく相談に乗ってくれる先輩方、いつでも親身になってサポートしてくれる先生方がいます。自分のやりたいことに挑戦できる環境が整ったこの大学で、ぜひ充実したキャンパスライフを送ってください!