就職・資格

T.Hさん(愛媛県出身)

公開日 2025年02月13日

学部学科:文学部日本文学科
出身校:今治南高等学校 (愛媛県)
内定先:学校法人 村崎学園 徳島文理大学 (徳島県・香川県)
*内定先は、取材時のものです。

なぜその学科に入学しましたか?

元々本を読むことが好きで、大学でも文学作品を通じて、その作品が書かれた時代背景や作者の思いを紐解いてみたいと思ったからです。

大学で学ぶ中で、自分が成長したなと感じることを教えてください

主体的に取り組むようになったことです。これまでは課外活動やボランティア活動にはあまり参加してこなかったのですが、大学では積極的に参加するようにしました。その結果、他の学部の方との関わりができたり、教授との距離感が近くなったことで、相談や質問に行きやすくなりました。そうした経験から、自身の学びに対する意欲が増したことが成長を感じたところだと思います。

なぜその内定先・進学先を選びましたか?

自立協同の建学の精神のもと、学生が主体的に学べる環境が充実していることに魅力を感じました。また、オープンキャンパスのスタッフとして参加した際に、大学職員の方々が学生や高校生に説明をしている姿や、模擬授業の準備を素早く行っている姿を見て、「自分も学生のために力になれるような仕事をしたい」と思い志望しました。

面白かった授業を教えてください

佐々木亨先生の講義「日本文学演習II」という講義です。この講義は、前期に「浦島太郎」、後期に「桃太郎」について、昔話を題材とした近世期の絵本を読解しつつ、それに遡る作品等を比較し、私たちがよく知る昔話とどのような違いがあるのかを考察していくものでした。この講義で面白かったところは、後期で扱った「桃太郎」について、私たちがよく知る桃太郎は「川から桃が流れてきて、その桃を割ると中から男の子が出てきた」という流れになるのですが、作品によっては「神から桃を授かり、ある日桃から手足が生え、頭が生え、男の子に変化した」といった、桃太郎の出生に違いがあるということです。不思議な始まり方で面白いと思いました。

本学の就職サポートを利用しましたか?

コミュニケーションを積極的にとってくださり、良い雰囲気で就職活動に臨むことができました。何度もエントリーシートの添削をしていただき、自分でも納得のいくシートを作成できました。面接練習では、「良かった点・悪かった点」を指摘してもらい、回数を重ねるごとに良い面接ができるようになりました。そのおかげで、本番でも自信を持って臨むことができ、内定をいただきました。就職支援部の方々には本当に感謝しています。